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For the 江東区で太陽光発電導入 category.

もしも世田谷区の全ての建物に太陽光発電が設置されたなら

世田谷区立の駒沢小学校では、2007年1月に完成した新しい校舎に太陽光発電を設置思案した。
校舎の屋上に167Wの太陽電池モジュールを180枚並べ、30kW分が設置されています。
小学校の建物など、面積の広い陸屋根にはたくさんのパネルが並べられるので、パワフルな発電が期待できます。
しかも、日本家屋の瓦屋根と違い傾斜がないので、効率的な発電に最適とされる30度の傾斜を計算通りに付けられるので、発電効率はさらに高まるのです。
発電された電力は、雨水貯留水のポンプ用電源や身障者トイレの照明用電源などに使われ、余剰電力は電力会社に売電されています。
この小学校の1年間の発電量は30,790 kWhに及びますが、それでも世田谷区内の一般家庭で使用する電力の6.7世帯分にしかすぎません。
そこだけを見れば、現在のメインエネルギーである火力発電などと比べると非効率な側面もあります。
小学校の新校舎における電力使用量のうち、93%が電力会社からの電力供給で、太陽光発電による発電量の割合は7%でした。
しかし、これにより、年間の節約電力料金は37万円、1年間のCO2削減量は、なんと20トンにもなりました。
この効果は素晴らしいと思いませんか?
地球温暖化が深刻化する中、賄える電力は極わずかかもしれませんが、CO2の発生しない電力を少しずつ増やしていくことで、大きな環境負荷の軽減効果が期待できるのです。
もしも、世田谷区内に建っている全ての住宅やビル、マンションの屋根や屋上に太陽光発電システムを設置したならば、1,486,995kWもの発電ができると、区では試算しています。
この電力量は、世田谷区で1年間に使う電力の40%程度をまかなえる量です。
それでも40%なわけですが、CO2の削減量なども考えれば、驚くべき効果が上がるはずです。
太陽発電に関する説明と、発電量を表示するモニターが、駒沢小学校の新校舎入り口に設置されていますので、機会があればのぞいてみてください。
そしてご自宅でも設置を検討して、世田谷区の40%自給自足を目指しましょう。